愛しあう恋人たちの姿が今甦る・・・珍しいモチーフのカメオ
2000年前の恋人たちの姿が甦る。
古代ローマ時代の、婚約の図をモチーフとしたカメオです。
古典主義の復活により、カメオは19世紀を通し流行しました。
そのモチーフの多くは、古代ローマ期のカメオから大きく影響を受けていました。
当時、モチーフとなったものの多くは、ギリシャ・ローマ神話の神々です。
その神々に対し貴族たちは、願いや思いを暗示し身に付けたことも多かくありました。
それに対し、このカメオは珍しくそうした神々ではなく、古代ローマ市民の恋の物語を表現しています。
右側に、トーガ(ローマ時代の男性が身に付けた一枚布の服)を身に付けた男性が、左側に、石垣の上に立ちその男性に手を取られている女性、という構図となっています。
二人の姿は柔らかなベールや、トーガの中の肉体が透けて見えるような、写実的な彫りで表現されています。
19世紀のカメオは現代カメオと比較すると、非常に柔らかみがあり、実際の厚み以上に立体的に見えるのがこのカメオからもわかります。
素材となっているサルドニア貝も良質なもので、地となる茶色と浮き彫り部の白はコントラストがはっきりとしており、よりいっそう彫りを活かします。
裏側の画像で確認できる斑点状のものは、貝の持つ層の違いによるものです。
フレームには9金のピンクゴールドが使われており、その落ち着いた色合いは、サルドニア貝の茶色との相性がピッタリです。
形は、小さな花びらが広がるようなデザインで、装飾過多にならず、品良くまとまっています。
繰り返しになりますが、非常に珍しいモチーフのカメオです。
古代ローマ時代のカメオのモチーフを、19世紀に復元したものでしょう。
私も長年以上アンティークカメオを見てきましたが、同じモチーフのカメオは見たことがありません。
カメオをコレクションなさっている方には、是非手に入れて頂きたいものだと思います。
また、女性の横顔がモチーフのカメオを身に付けるのに気が進まない方には、この古典的カメオは主張が強すぎず、さり気無く身に付けやすく、
お勧めできます。
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