二匹の子猫が糸車で遊ぶ姿を捉えた19世紀の愛らしいブローチ。
猫を題材としたジュエリーは今も昔も世界中で人気があります。猫をモチーフとした作品は依頼を受けることが多いですが、なかなか見つかりません。その上、出会っても値段に驚かされることが多いです。
実際に19世紀から20世紀初期にかけて作られた猫をモチーフとしたジュエリーはそれほど作られていません。そのため、イギリスを初めヨーロッパ各地でも本当に時代のある猫の作品に出会うことは非常に少ないです。
リプロダクションのものは見ることはありますが、やはり作りが甘いです。この作品のような生きているような躍動感は感じられず、硬くぎこちない印象を受けます。
イギリスでは犬と猫の同様の形の作品があった場合、猫は犬の少なくとも3倍、通常5倍くらいします。その値段を耳にする度に目を丸くしています。
ブローチを改めてみると、子猫たちローズカットのダイアモンドがセットされ、目にはガーネットが嵌め込まれています。手足や顔、背中、尻尾などダイアモンドがない部分には毛の一本一本が彫り込まれています。
糸車は金の本体に銀の糸が巻き付いた表現になっています。猫たちが乗る金製のバーはナイフエッジになっており、左右にはナチュラルパールがセットされています。裏側をみると銀ではなく金で作られており、銀の硫化で洋服が汚れえるのを防いでいます。
また、金製の針と当時のストッパーが付いた針受けが付いています。
細部まで細やかに作られ、躍動感と写実性に富んだブローチです。
価格は税金を含むと60万円を越えますが今回ネットに公開するにあたり、頑張って価格を下げてお出ししております。
胸元で今にでも動き出してくれそうなキティー達。
愛らしい作品です。
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