天然真珠ルビー＆ダイヤリング

ビルマ産の照りのあるルビーと柔らかな深みのある天然真珠のリング

• 商品番号 / R4075X
• 年 代 / 年19世紀後期頃
• 国 名 / 推定オーストリア
• サ イ ズ / フェイスの縦幅：16.7mm フェイスの横幅：10mm　 厚さ：7mm　11号（サイズ直し無料）
• 素 材 / ルビー、天然真珠、ダイアモンド、14金

この時代のルビーには引き込まれるような美しさがあります。未だ、熱処理したルビーや人工石が使われていなかったこの時代のルビーは、地中から掘り出されたままの自然な色合いです。まるで、ハートが燃えるような炎が石の中に宿っているようです。

ビルマ産の良質なルビーを四方に配置しています。中心には真球の天然無核真珠が金の台座で底部が囲まれるように芯留めと合わせてセットされています。裏側から見ると、丸い形をしており、丸みに沿って金で覆っています。通常はハーフカットされた真珠が多い中、球状のものが使われていることは貴重です。厚みのある真珠層から生まれる照りは100年以上の時を経ても失われていません。

周囲にはオールドヨーロピアンカットのダイアモンドが配置されており、ルビーとの間には隙間を埋める様に小さなローズカットのダイアモンドが入れられています。この小さなダイアモンドが入ることにより、隙間なくフェイス全面が宝石で敷き詰められ、輝いて見えます。

それぞれの石の留め方は流し込みのキャストで作られた大きな爪とは異なり、小さな爪は石に沿うように少し平たくなっています。そのため、上を指で触っても引っ掛かりがなく、滑らかです。側面から見ると、ダイアモンドとダイアモンドの間にある爪は先が二つに分かれる様に凹みが入れられた上で広がっており、二つに石を留めています。

改めて石の裏を見ていくと、それぞれ石の形と台座の形に合わせてハンドカットで穴が開けられています。まるで蜘蛛の巣のような広がりの開け方は見事です。

黄金色のシャンクには585という金の純度示す14金の刻印が入れられています。

ルビー、天然真珠、ダイアモンドそれぞれが宝石の美しさ、色合い、耀きを生かしフェイスの上で融合した目を惹くリングです。