ドーム状にふっくらと膨らんだフェイスに透かしが施されたオールプラチナのリング。
トランジションカットのダイアモンドを透かし細工の中に散りばめたリング。
第二次世界大戦以前に軍需需要からプラチナが制限される以前に作られた物でしょう。珍しくオールプラチナつまりプラチナと金を合わしているものではなく、全てプラチナで作られています。
裏や側面が金を使っているものに比べると、やはり、全体のイメージが白くダイアモンドの銀色の輝きと融合しています。
この時代のこうした透かし細工や極小のミル打ちを施しているプラチナジュエリーにはイリジウムで割り硬くしたものがあり、現在のパラジウムで割ったものに比べ硬いです。
そのため、100年近くの時を経ても極小のミルグレインが残っています。また、透かし細工も曲がることなく美しい姿を保っています。中央のミル留めされたダイアモンド以外は、台座を彫り込み起こした爪で丁寧にセットされています。20倍のルーペで表面をみると彫刻刀で削った細い線のような跡が見え、そこに手作りの良さが感じられます。
実際に指に嵌めるとこんもりとしたバルジ型と呼ばれる膨らみは自然な丸みを帯びており、平らなデザインに比べ透かしにされた部分の穴がはっきりと浮かび上がります。星屑のようなミルグレインの反射光とかとダイアモンドの輝きが融合し、白い光に包まれます。
サイズが20.5号と大きめなので、恐らく中指や人差し指に嵌められていたのか、手袋の上から楽しまれた物でしょう。
バルジ型のデザインはフェイスとショルダーが一体化しており、指の内側に隠れるシャンクに自然と繋がっていくデザインとなっています。シャンクは細いのでフェイスが大きくても嵌めた際にも指へのストレスが少ないです。
コロナの影響もあり、昔から持っていたこのリングを価格を大幅に下げて特別に提供させていただきました。現在の仕入れではなかなかこのレベルの細工のリングを同様の価格ではご案内することは難しいと思います。
是非、この機会にご検討ください。今もタイプしながらずっと指に嵌めていましたが、本当に美しいリングです。
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