蝶や雲を連想させるような優美な曲線で表現されたペンダント
エドワーディアン期に作られた繊細なペンダント。19世紀末から20世紀初期にかけて、アクアマリン、アメシスト、ペリドット、ガーネット、シトリン、トルマリンなどの柔らかな色合いの半貴石や色の淡いルビーやサファイアを使ったジュエリーが流行します。これはボーア戦争の影響でアフリカからヨーロッパへのダイアモンドの輸入が大幅に減少したため、1870年、80年代にかけてのダイアモンドジュエリーのブームに代わるように、色石のジュエリーが人々に注目されるようになったためです。
このペンダントはペアーシェイプとオーバルのアクアマリンを使用し、ハーフカットされた天然真珠と共にミル留めされています。アクアマリンは澄んだ色合いでほとんど濁りもなく、美しく光を反射します。ミル留めのため、石の表面を爪が覆うこともなく、ミル打ちのよる金の粒の輝きと石の反射光が調和しています。台座は二つの大きさの異なる円を表から繋ぎ目が見えないように見事に裏側上下で接合しています。また、正面の横に伸びる金線の模様も二つの輪を繋ぐ役目を果たしています。
アールヌーヴォーの影響が見られるこの曲線は蝶の羽のようにも見え、また、空に浮かぶ雲のような印象もあります。これまで私も類似品を見たことがない珍しいデザインです。バチカンの裏側には9cという9金を示す刻印が打たれています。
チェーンも古い物が付いており、引き輪に9ctというやはり9金の刻印が打たれています。
爽やかな色合いと繊細なデザインで普段から身に付け易いペンダントです。
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