幸運を呼び寄せ魔除けにもなるとされる馬蹄をモチーフとした指輪。
天然真珠を中心に馬蹄が飾りショルダー部分には乗馬に使う鞭が装飾された珍しいデザインのリングです。馬蹄は悪魔が嫌がり近寄らないという魔除けの意味合いがありますが、これは10世紀のイギリスのカンタベリー大司教ドゥンスタンの伝説に由来するとされています。悪魔を追い払ったドゥンスタンは悪魔との間で馬蹄を架けているドアには寄り付かないという契約を結び、これが今も生きていると信じられているとされています。
イギリス以外にも欧米の各国で馬蹄は魔除け、幸運のシンボルとされています。そうした中でもユニークなデザインのこの指輪は天然真珠を芯留めしその周囲を馬蹄が囲むフェイスになっています。真珠は無核真珠のため、分厚い真珠層から生まれる照りが長い時を経ても褪せていません。
馬蹄にはエメラルドとローズカットのダイアモンドが5個ずつ計10個の宝石が埋め込まれ小さな爪で留められています。フェイスの裏側をみると、エメラルドのセットされた部分のみ穴が開けられたオープンセッティングになっています。
片側のショルダーには網目状に溝が彫られ溝の上に黒いエナメルが焼き付けされています。このエナメル模様は持ち手の部分を表現しています。反対側のショルダーにはフェイズから伸びるように金で出来た縄の部分が絡みつています。ここも良く見ると、網目状に彫りが入れられていますが、外側の部分は擦れて彫りが摩耗しています。こうした経年による変化にも味わいが感じられます。
シャンクの内側にはいくつか刻印が見られますが、ここも摩耗し判別が難しいですが、イギリスの刻印だと思われます。シャンクは板状ではなく、少し丸みを蒲鉾状の形態になっています。
馬蹄のリングはアンティークにおいても、たまに見かけますが、こうした鞭と馬蹄が一緒になったものは、ブローチでは見ても場面が限られる指輪では見かけることはなかったです。
アシメントリ―の個性的な指輪です。
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