月光石と呼ばれるムーンストーン、光によって表情を変える幻影的な魅力に吸い込まれるようです。
ムーンストーンは20世紀初頭にジュエリーの世界で注目を集めた石でした。輝きが強く色合いのはっきりとした貴石とはまた異なった幻想的な魅力を持ちます。印象派絵画などが美術の世界に変革をもたらす中、人々の意識、美への感受性が広がりを見せていき、ムーンストーンも愛されたのかもしれません。
特にこの時代のムーンストーンはインクルージョンや濁りが少なく半透明の澄んだ美しい物です。このリングに嵌められたムーンストーンも少し青味を帯びた光を放ち、濁りがありません。五つの石の色合いが揃っています。
現代ではこうした良質なムーンストーンが産出量が減っているため、ラブラドライトが代用で使われることが多くなっています。
20年程前に比べムーンストーンの値段や希少性は上がりました。
それはアンティークのマーケットでも同様です。もともとムーンストーンを使ったアンティークは数が少なく希少でしたがさらに昨今人気が集まり、値段が上がっています。
そのためリプロダクションも多いのですが、ムーンストーンが白濁しており、また、台座の作りが異なるので違和感があり判別がつきます。
このリングは五つのムーンストーンの一文字でシンプルな作りなのですが、爪と爪の間の丸い透かしがモダンジュエリーとは異なったデザインとなっています。
台座は少しピンク色を感じる18金で、ムーンストーンの幻想的な魅力をシックに生かしています。
久しぶりに入ったムーンストーンの指輪。
太陽の光でさらにその美しさが石の内部から放たれます。
ムーンストーンを見ていると癒されてくる気がするのは私だけではないでしょう。
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