ハートとお花を組み合わした19世紀末の珍しいペンダント
イギリスで19世紀末から20世紀初期にかけて流行した金の台座にハーフカットをふんだんにセットした3cm前後のジュエリーはほとんどがブローチでした。ペンダントとブローチが兼用になったものも多いですが、こうしたペンダント使用のみの作品は少ないです。
この作品はペンダント使用のみで作られています。そのため、デザインもペンダントに適しており、安定感も良いです。全体はハートの形をしており、下部にはフルールドリスというアイリスを具象化した模様が付いています。上部にも三つの花弁を持つ花が飾られており、バチカンも百合の具象化したような模様になっています。
パールは白く輝くもので色がほぼ統一されています。抜け落ちているところは一つもありません。ルーペでみると何個かは表面に傷があるものありますが、それも時代を経てきた表情のように映ります。
バチカンは大きめのため、チェーン以外にもリボンや淡水真珠のネックレスなどを合わすことも可能です。チェーンはトップと同様9金の物ですが、後の時代の物です。一つ一つの輪が丸みを帯びたレトロな感じのあるチェーンです。こうしたチェーンを現代物で探してもなかなか見つからないかと思います。トップ全体とバチカンに少し大きさがあるので、このくらいの太さのチェーンが相性が良いかと思います。
ハートの中はナイフエッジの金線が編み状になっており、その交差している部分には真珠が覆輪留めされています。裏をみると、ナイフエッジの金線が強度を保つため太くなっているのが解ります。右上には9ctつまり9金を示す刻印が打たれています。
9金は金色でも黄色みが強過ぎず落ち着いた感じなので、さり気なく使い易いです。シードパールの照りと9金の光具合の相性がよく、身に着けると自然に馴染みます。
優れたデザインと細やかな細工によりアンティークらしい雰囲気が感じられるペンダントです。
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