美しいサファイアの二つのリングを二つ嵌めたように映る特別な指輪
二つのフェイスが一つのシャンクに束ねられた珍しいリングです。 1890年頃から1910年代頃にかけて色石とダイアモンドを横に合計五つ並べた一文字のリングが人気を博しました。このリングもまさにそうした流行の中で作られた物でしょう。人とは違った物が身に付けたかった人頼んだのかもしれません。
使われているサファイアは濃い色合いながらも透明感があり、しっかりと光が抜けます。その色合いは例えれば遠洋の海の水面に太陽の光が差し込んでいるようです。美しいサファイアです。間にセットされたダイアモンドはオールドヨーロピアンカットのもので、このリングが1900年前後であろうという年代測定と一致します。
シャンクの内側には金の純度を示す「18」と登録地バーミンガムのタウンマークである「錨」があるのが解ります。けれどデイマークなどはサイズ直しをした際に消えてしまっています。現在アンティークを取り扱う職人の下では刻印を消さないようにサイズ直しを行うことが多いですが、以前のイギリスでは刻印を気にかけずにサイズを変えている場合が多いです。
フェイスの裏側をみると、石の形や大きさに合わせてハンドカットで切れに開けられたオープンセッティングになっているが解ります。こうしたところにも時代が感じられます。
二連のようなボリューム感はあるのですが、シャンクが一つにまとまっているため、指に嵌め手を握った際などにも指に負担が少なく身に着けやすいです。また、斜めから見ると、爪と爪の間にある空間が透かし模様になりゴールドと宝石を一層引き立ててくれています。 ハイカラットゴールドの18金を使用した上、きれいなサファイアを使用したダブルのフェイスであることを考えると、二本同様のリングを購入するよりもかなり割安だと思います。
ボリュームがあるにも拘らず、サファイアを使用していることからスッキリとした印象です。この指輪は箱に入っている時よりも指に嵌めた方が美しき魅力が生きる指輪です。
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