平和と知恵の象徴オリーブの葉をモチーフとした煌めく光のブローチ
小さなローズカットのダイアモンドがセットされたその輝きは、まるで満天の星空のようであり、光の粒で覆くされています。大きなダイアモンドがセットされている訳でないのですが、小さな光の集合が煌めき台座の18金の色合いとマッチしています。
オリーブが平和の象徴とされていることは創世記のノアの箱舟の物語に起因します。神が人々の愚かな行いに怒り、引き起こした大洪水。その40日後、陸地を求めノアの箱舟から飛び立った鳩が初めに咥え持ち帰った植物がオリーブの若葉でした。それにより、ノアは地上に再び平和が訪れたことを知ります。そのため、オリーブは平和を象徴する植物となりました。
また、もう一つの花言葉である「知恵」はギリシャ神話に由来します。アテナとポセイドンが今のアテネの地の支配権を争っていました。そこでゼウスはどちらか、住民に好まれた贈り物をした方にその支配権を与えようと約束しました。そこでポセイドンは戦いに役に立つ馬を与えました。それに対し、アテナはオリーブを贈ります。オリーブのその実は食料にも薬にもなり、知恵次第で様々な用途に使えました。人々はオリーブを与えてくれたアテネを支持し、信仰しました。その地の名は今もアテナとなっています。知恵の女神アテナが与えてくれた知恵が詰まった植物であるオリーブはこうして知恵の象徴となりました。
そうしてオリーブはイスラエルやギリシャ国旗や国連の花としても採用されています。
それでは、このブローチの作りを改めてみていきましょう。
小さなダイアモンドはそれぞれ石の形に合わせて丁寧に彫り抜かれた台座に小さな爪でセットされています。裏側から見るとその作りの素晴らしさが解ります。台座の幅に合わせて最大限に光りが抜ける様にハンドカットされており、その根気のかかる作業に感心させられます。現代ではこうした穴はドリルで開けられていることが多く、そうしたものは丸い穴となっています。丸い穴ですと、台座の面積に対し穴が小さく、光の抜ける量が少なくなります。それに対し、こうしてハンドカットで開けると、光の抜ける量が最大限となり、それにより、カット面の少ないローズカットでありながらもその輝きが美しくなっていることだと思います。
19世紀にはダイアモンドの周囲には、シルバーを使用することが一般的であり、こうした黄金色のゴールドとの組み合わせたジュエリーは非常に珍しいです。
葉の角度や丸み、先端の流れるような繊細さなど写実性に富んだ出来上がりからは、生命感が感じられます。
「知恵」と「平和」を象徴とするオリーブ、ゴールドとダイアモンドの輝きが融合した美しい逸品です。
大きさも程よく、角度なども気にせずにどこにでも付け易い形となっています。
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