愛を結ぶブローチ
トルコ石とパールの相性は良く、19世紀から20世紀初頭のジュエリーに多く見られる組み合わせです。どちらもファセットの輝く宝石とは異なり、光を透かさずその照りと色合いが魅力な宝石で半球状のカットが好まれました。このブローチにおいてもトルコ石とシードパールが交互に並んでおり、互いの色合いを引き立てています。
19世紀のジュエリーは現代の宝飾品に比べ、ジュエリーに想いや意味を持たせているものが多く見かけられます。このブローチもリボンをハートが結んでいるようなデザインになっており、「愛が結ばれること」を込めて作られたのでしょう。
リボンが立体的に表現され、18金で作られているにもかかわらず、ふんわりと本物のリボンのように柔らかさが感じ取れます。リボンの先端にまで真珠が入れられた上優美な曲線を帯びています。
一つ一つの石は、すり鉢状に彫られた穴に入れられ、彫り起こされた爪で留められています。セッティングだけでも長い時間と技術が費やされているのが伝わってきます。
裏を見ると、上部と下部に輪が付いていますが、これはストッパー用のチェーンを付けるための物です。尚、上部の輪は後の時代に付けられたものでしょう。針を立てると内側に18ctという18金を示す刻印が打たれています。18金の濃い色合いが一層トルコ石とパールを引き立ててくれています。
さり気なく襟元などに付け易いサイズとデザインのブローチです。
配送日時につきましては、在庫確認後のご連絡でご要望を承ります。
配送ラベルに記載する商品名・送り主名につきまして、ご要望があります際には最大限の配慮をさせていただきますのでお気軽にご連絡ください。
当店では以下のお支払方法をご利用いただけます。
*お客様のご都合にあわせて商品お申し込みの際にご指定ください。
*銀行振り込み手数料、代引き手数料の決済手数料はご負担いただいております。
*7日以内にご入金・お手続きが確認できない場合、キャンセル扱いとさせていただく場合がございます。