ウロボロスの変化型であり循環、永続、無限、根源、完全を象徴としています。
ウロボロスとは蛇が自分の尾を咥えた図柄を指します。古代中国やインド、エジプト、フェニキア、ギリシャ、北欧、アステカ、ネイティブ・アメリカンなど世界各地の文明で見られます。
蛇は脱皮を繰り返すことや暗い穴や洞窟の中にいることから、冥界との繋がりがあると信じられ、不老不死、死と再生を司るとされました。その蛇が自らの尾を咥える姿は、永遠や循環、無現などを意味し、古代エジプトからフェニキアを経てギリシャ文明へと伝わり、ウロボロスという名がつけられるようになりました。
その後、古来から信仰されていた蛇はキリスト教の広がりと共に邪教の神、すなわち悪魔として扱われるようになります。それは旧約聖書の創成期においてイブを誑かす存在として登場していることからも解ります。しかし、土着の信仰として根付いていたものは消し去られることはなく、残りました。19世紀には永遠の象徴として蛇は好まれたデザインとして流行しました。
このブローチの蛇は永遠を象徴する円に絡むようにとぐろを巻いています。最後自らの尾を飲み込んではいませんが、明らかにウロボロスの影響が見て取れます。頭部から首にかけては竜のように鱗模様も見られます。
内部は中空になっているため、非常に軽量です。一見刻印に見えるのですが針の留め具がの上あたりの側面に少し凹みがあります。正面から見ると気付かない程度の物です。針と受けには刻印が入っていますが、小さいためはっきりとは判別ができませんが、受けにある一つはフランスの梟の刻印のようにみえます。
裏面をみると下部に真珠などのペンダントを垂らすフックが付いています。通常はこのまま使用しますが、華やかに見せる際に下部に何かペンダントを下げて使います。
目には小さなホワイトサファイアが左右にそれぞれセットされています。ダイアモンドとは異なる微かな輝きが蛇の目に相応しい物に感じられます。
永遠を象徴したデザイン性に富んだブローチです。
配送日時につきましては、在庫確認後のご連絡でご要望を承ります。
配送ラベルに記載する商品名・送り主名につきまして、ご要望があります際には最大限の配慮をさせていただきますのでお気軽にご連絡ください。
当店では以下のお支払方法をご利用いただけます。
*お客様のご都合にあわせて商品お申し込みの際にご指定ください。
*銀行振り込み手数料、代引き手数料の決済手数料はご負担いただいております。
*7日以内にご入金・お手続きが確認できない場合、キャンセル扱いとさせていただく場合がございます。