細やかなミルグレインと正確な技が光るリング。
20世紀初期のこうしたリングは仕入れに行けば必ず手に入れるようにしています。
その際の判断基準はやはりミル打ちの細やかさと状態です。
プラチナフロントゴールドバックはつまりダイアモンドの周囲にプラチナを使いシャンクにゴールドを使用する形は戦後も作られています。20世紀初期のスタイルを1960,70年代くらいになっても作っています。ではそうしたリングとどう区別するかというとダイアモンドのカットとミルグレインの出来で判断します。
特にミル打ちは現代でもされていますが、100年程前の仕事は本当に細かいです。そうした中でもよく使ったのでしょう。ミルグレインが摩耗してしまっているものも多いです。けれどこのリングは全てエッジに極小のミル打ちが施されており、それらが摩耗することなくきれいに残っています。
また、購入時、同時代の通常のクラスターリングなどに比べ割高でした。けれどスクエアーが合わさった珍しいデザインである上、一つ一つの四角の間が透かしになっており、そこにもミル打ちが施されてる仕事の素晴らしさまであったので、仕入れることにしました。
指に嵌めると一つ一つの四角が独立して見えるようです。ローズカットのダイアモンドが9つセットされており、光り方がミルの一つ一つの粒の光と調和しバランスが良いです。
シャンクは18金でショルダーの部分がフェイスとナイフエッジで繋がっており正面から見ると接点が天のように小さく見えるようになっています。
刻印も入っており、メーカーズマークであるH W Ld と、18金を示す18ctが確認できます。
人とは違う繊細なこの時代のリングがほしい方にお勧めしたいレアーな指輪です。
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