ミルグレインと透かし細工が美しいリングです。エドワーディアン期から1920年代頃のリングの特徴的な作りであるプラチナフロントゴールドバックの構造となっています。
フェイスの表側にはプラチナを使用しフェイスの裏側とシャンクは18金で作られています。フェイスの側面をみるとプラチナの板と金の台座が接合されているのがわかります。中央部分など若干隙間が空いているところなどからみても、手でプラチナと金を合わしていることが伝わってきます。
そのプラチナの表面は非常に小さいミル打ちが施されています。それは外周にだけでなく、サファイアの左右から伸びる二本の線の上にも施されています。透かしも精確です。このくらい細い透かしですと、途中で線が曲がり、透かしが途切れているものなどもあります。けれど手で彫り抜かれた透かしはきっちりときれいに作られています。
セットされているサファイアは少し色の薄いサファイアでトランジッションカットのダイアモンドやプラチナとの相性が良いです。プラチナとの色の対比が強くなく溶け込むようでダイアモンドだけの同時代のリングにはない清々しい印象となっています。
ショルダーは二股に分かれたデザインでフェイスと自然につながるデザインとなっています。シャンクの内側には刻印が打たれています。A.J.P&Coというメーカーズマークと18ctという18金の刻印があり、その間にも判別が不能な小さな刻印が入っています。尚、フェイスのプラチナは機械で確認済みです。
極小のミルグレインと透かしを伴ったシャープなデザインの現代のリングでは目にしないもの。
そのフェイスはまるで左右に広がる光線のようでカッコいい指輪です。
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