遊色効果のあるオパールとビルマルビーの明るい色合いはとっても相性がいいです。
オパールは1870年代頃から本格的にオーストラリアからヨーロッパへの輸出が始まります。そのため、イギリスのアンティークジュエリーを見ても19世紀後期から20世紀初めにかけてはそれまでに比べ、オパールを使ったジュエリーが多く作られています。
かつてはボヘミア地方など採れたオパールが中心に使われいましたが絶対数がはるかに少なかったです。
この指輪には1907年の刻印が打たれており、時代が解ります。
オパールでの一獲千金を狙った人々がオーストラリアで採ったものがイギリスに運ばれ加工されたのでしょう。
ルビーも英国統治下のビルマから良質な物が海を渡ってきたもので小さくても良く輝きます。
9金が使用されていることからも当時新たに生まれてきた新興中産階級向けに作られたリングだと思います。大切にされ、100年以上の月日が流れた今もオパールの多色の変化は失われることなく私たちの目を楽しませてくれます。
ショルダー部分の内側をみると繋いだ跡が見られることからフェイスとショルダー部分をつくり、シャンクは別に作った構造になっていると思います。
それでもショルダーとシャンクの幅や金色の一致からオリジナルでの構造だと解ります。
フェイスをみると一つ一つの石は職人の手によって彫り起こされた爪によって留められています。 キャストで作られたものではないのが解ります。
指に色の潤いを与えてくれるような指輪です。
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