石の内部から込み上げてくるようなビルマ産ルビーを使った20世紀初期のリング。
このリングを見ていると、古代から人々がルビーに魅了されたことが解るような気がしてきます。他の自然石ではかつてはルビーのような美しい石はなかったでしょう。
遠く宇宙に輝く星のように鮮やかな色合いです。ビルマ産ルビーはクロム原子の影響で紫外線発色しますが、自然光にも含まれる紫外線で発色しているのを感じられます。
ルーペで覗くと石の中にインクルージョンがあるのも解りますが、石の中央にはインクルージョンが無く、透き通っており、光が抜けるので美しく目を惹くのだと思います。
植民地であったビルマから良質なルビーがイギリスに入ってきた時代なのでしょう。そうしたルビーを生かすため、エドワーディアン期の職人がプラチナとハイカラットゴールドを使い珍しい縦長のデザインでリングを構成しています。
上下にはオールドヨーロピアンカットのダイアモンドを使っています。ルビーと二つのダイアモンドはバターカップセッティングになっており、宝石が花びらの中にあるように映ります。フェイスのプラチナの表面にはローズカットダイヤが隙間なく彫られた溝の中に爪留めされています。フェイスの裏側をみると手彫りで光を最大限入るように開けられていることが解ります。
アームは金で作られており、外周には溝が彫られたデザインになっています。
縦に長い指輪は指を細く長く見せてくれます。三つの輝きの強いルビーとダイアモンドの一等星の周囲を銀河の星屑が光輝き飾っているようです。
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